飛ッ石~Hisseki

日常から生まれた筆跡を、飛び石のように置いて歩いていきます。目的地は不明。

女優Nさんについて

「この本、旦那にすすめられたの。読み終わったからあげる」

ミュージカルの公演期間中、空港で女優Nさんからいただいた本の主人公の名前は「ナオミ」でした。

悲報が耳に入ったときは、大変ショックでした。このブログでたまたま「女優Nさん」の思い出を書いていたこと。なにかの力を感じます。

彼女の人生の中で私の存在は限りなく小さいはずですが、私にとって彼女は非常に貴重な経験を与えてくれた相手です。

思い返すと、彼女のいろいろな言葉や表情が鮮明に蘇ってきます。本当に尊敬できる人。

高級なワインしか飲まないのかなと思っていたけど、普通のお店で注文したワインを飲んで笑顔で「おいしい」と言う。

そんなリアルな姿を目の前で見ることができたこと。忘れることはありません。

私のような小者に対して無邪気に接していただいたことを感謝します。

時間が空いてしまいましたが、引き続き、女優Nさんとの思い出を書こうと思います。意味があると感じています。

川島なお美さんのご冥福をお祈りします。